【 食品成分表のカラクリ 】

１粒で、２度おいしい。グリコ アーモンド・キャラメルを買った。

▼今でもたまに昼メシを抜くのと、手頃な飴ちゃんが見つからない時は、稀にキヲスクでキャラメルを買う。
キャラメルってしみじみ甘いところが、結構好きなんである。
ところで、アーモンドって何かの種なんだろうが、実はどんな実だっけ・・・？
から始まって、早速Wikipediaに教えて貰う。
バラ目サクラ科の植物で、梅などと親戚になるが、実は薄く食用にはしていないそうな。
Wikipediaには続けて、成分に関するコメントが続いていた。
脂質が55%と、ニキビの重要参考人的な扱いを受けがちな存在だが、ビタミンB6、ビタミンEを始めとして、様々な栄養素が豊富な、優良食材らしいことが書いてある。

▼食品成分表ってさ、「数字のマジック」以外の、ナニモノでもないよね。
一番の原因は、比較を行う為に全て『100g中の含有量』で明記してあるところだ。
ここからは核心なので、一気に書きますけど、例えば

「アーモンド100gには、ご飯100gの**倍、栄養素Aが含まれています。」

という文章があったとして、「じゃあ明日からご飯の代わりに、1日1食はアーモンドにしよう！」
・・・って人はいない。
わかるかな。
ご飯は1食100gじゃ収まんないし、アーモンドを100gも食べたら、鼻血出ますよ。
1回の(若しくは、1日の)食事で食べきれる量に、置き換えて考え直さなきゃいけないんすよ。
例えば、梅干しが幾ら身体に良いからって、100gも食べないもの！

▼見た目の数字に惑わされている人って、意外に多いと思う。
平均寿命の話もそうだよね。
割算の結果には、全体像をミスリードされるものが含まれているって事を、忘れちゃいけない。
僕らのａ業活動報告にある、受注確度もそう。
30%の案件が3つあったって、「今期安泰」とか絶対言えないもの。


* 干潟→(1船橋 →(2近所