【 障害対応はミステリ 】

あ、こっちはコナン君

お客様が日々の業務に支障を来している最中に、「推理」と言わんばかりのその発言は、何だその。
「工藤慎一、探偵だ。」みたいな発言は。(笑)

▼システムを扱っていると時折、開発陣からも「わからない。」と言われ、お客様への回答に苦慮する現象に出合う。
ただね。
非常にざっくりとした視点で申し訳無いけど、コンピュータの世界で「原因不明」って、何だかおかしいのよ。
イチとゼロなんだからさぁ。
今回の一例で言えば、

　・或るお客様だけで同じ障害が、3ヶ月のうちに3回も出てて
　・同時期に100数十台導入した同じ型の装置だけど、3ヶ所違う場所で出てて
　・エラーの出方と、エラー内容は全く同じで

それでプログラムソースに「問題は、見つけられない。」って、報告書に書いちゃって、本当に良いのかなぁ。

▼3度も重なるのは偶然じゃないと、捜査一課の松井さんも言っていた。
絶対誰か(リチャード・王とか。)が、悪さしている訳ですよ。
「誰が、何を。」やっているかというのは、見えている手掛かりを元に、見えていない可能性を潰していくしかないでしょう。

▼別件では、SE石川町さんの「WindowsServer2008上で発生していた或る問題。」に関する、起死回生の逆転一発ホームランを見た。
凄かった。


* 宮原→西船橋Becker's