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MIYAKO Style; Product and Design Office

▼「ボクは自然体が一番だと思うよ ピッチの上でも女の子の前でもね。」 焦らず、気負わず、嘘をつかず。 ▼「結局 男は余裕があるほうがモテるって話だよね。」溢れるほどの余裕(お金とか、背丈とか)は無くても、ありそうなフリをする。その様に振る舞う。 ▼体裁はあくまでも「小ラム」です。

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2024/04/25 (Thu)

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【 ドバイ・トランスファーでのミュンヘンアプローチ 欧州編 Vol.1  】

2010/09/06 (Mon)

▼今回乗る、エミレーツ航空EK319「成田-ドバイ」は、最新鋭(と聞いているのだが。)のボーイング777-300ERを使用している。
どうせエコノミーだからと期待半分で乗ったが、これは凄い。
今まで乗った中で、1,2を争う座席ハードウェア・スペックの充実ぶりである。
そして、前評判通りの【ICEシステム】。
凡そ600チャンネルのオンデマンド・ビデオ・システムというのは、日頃インターネット環境に馴染んでいる筆者でも、ただただ脱帽。
映画2本と、UKヒットチャート1991~1994(→ピンポイントで、UKチャートには強いの。)を満喫した。

▼さて、機内食だが、これも庶民の筆者には十分に満足できる内容だった。
イスラム教国の飛行機だからと、羊とか普通に出るらしいことを見聞きしてはいたが、日本発ではそんなこともなく普通に「真鯛」と「鶏肉」だった。
このフリットした真鯛のあんかけが旨いこと。
最近ではあまりお見かけしなくなった「ショート瓶でサーブしてくれるワイン」とで、非常に美味しく頂きました。
それにしても。
ドバイまで11時間は、やはり長かったな。

▼現地時間、am3:00に到着。
到着地の天気は晴れ。気温は35℃となっており、ドバイでも暑い日が続いているとのこと。
外には出ませんのでね。
暑かろうと関係ないですけど、空港内などはむしろ時間帯が悪いこともあり人気も少なく、寒いくらいにエアコンが効いていました。
免税店やらスーパーやらを冷やかしつつ、目を皿にして探していたのは喫煙所。

【ドバイ空港で、喫煙者へワンポイント!】

ドバイ国際空港で喫煙場所を探したのですが、我々が到着したターミナル3(比較的新しい方?)には見当たりませんでした。
infomationでお姉さんに聞いてみても、「ここら辺には無い。Terminal1にある。」と言われました。
遠いんだろうなぁと一瞬、途方に暮れた筆者ですが、何せ5時間あるのです。
十分歩けます。
禁煙12時間をコンプリートした後の、勝利の一服のために是非歩いてみて下さい。
通路を挟んで、2箇所。
空気清浄機が旧式で吸いが悪くかなり煙いですが、我慢して喫煙ルーム内で吸って下さい。
他の人が外で吸っているからと安易に喫煙ルームのそとでふかしていると、厳しい空港警備のおじさんが来て取り締まられます。
中国人らしい団体がパスポートをチェックされていたり、一瞬周囲が静かになりました。

▼イスラム教国で、タイミングの悪いことにラマダン(断食)の期間。
夜のうちは飲み食いできるとは言え、現地には戒律中で気が立っている人も多かったのかも、しれません。

さて、続きましてドバイ発-ミュンヘン行き EK49に乗ります。
既に、夜が明けてます。(泣)
ドバイ空港は便数の受け入れし過ぎでゲートが足りず、我々も10分近く空港内のバスに揺られます。
うっかり、エアバスA380も何機か留まっていたのをスルーしてました。
エミレーツは世界一のA380保有会社で且つ、「さらに* * 機、発注済です。」という情報が公式HPに書いてあるくらいの・・・まったく、オイルマネーという奴は。
そして、約6時間のフライト。
流石に疲れましたよ。

▼いよいよ、ドイツ入国。
まず向かったのは世界で唯一空港内に醸造所があるという、ミュンヘン・ヨハン・ナンチャラ・シュトラウス空港自慢の、エア・ブロイ。
ガイドブック等には「帰国前の、最後の一杯にどうぞ。」とか書いてあったのだけど、我々の行程だと帰りはこの空港は使わないのだ。
取り敢えず、ビール飲ませろとばかりに、店を探す。
下戸の癖に、そういう執念だけは一人前である。
読めないドイツ語メニュー(英語の説明文付き)と格闘し、Kumlusと、AegerQuellを0.5LでOrder。
つまみには「豚の脂身と、酢漬けの刻み野菜に、ライ麦パンを添えて」的な料理を一品。
酔って、陽気になる。
ビール0.5L飲み切らずに、テンションはレッドゾーンを越える。
「いよいよぉ、ドイツですよぉ。来て良かったね!」
「トイレ行ったついでに、一服してきちゃった(笑)。」
「あのねぇ、外でさぁ、AudiがA1展示してんだよね。見に行って良い?」
店を出て、軽くAudi A1の展示を冷やかしているうちに、外が寒いことに気付く。
9月だから、東京はいまだに30℃とか超えてんだ、と高を括っていたのだがエライひんやりしている。
肩を撫でる風が、すっかり秋の気配なんである。
オレ、半袖メインでしか持って来てないんですけど・・・と思いつつ、取り敢えず都市郊外線「Sバーン」でミュンヘン市街を目指す。
そういえば、比較的フリーなツアーを選んで旅をしているものの、空港に到着して自力でホテルへ行かなければいけないのは、久し振りだったと思う。
列車に乗って、目的の駅(大概、大きな駅だ。)へ行くくらい、筆者くらいの英語でも何とかなるもんである。

▼Sバーンは旧式の列車に見えるが、意外に加速が良い。
あっという間に空港エリアを出て、田園風景が広がる中を調子良く走り始めた。
恐らくは、小麦だのイモだのトウモロコシだのを、ダイナミックに生産している風景は、さながら北海道である。
途中で、盲導犬風のワンコを連れたお姉さんが乗ってくる。
タイプは盲導犬(ラブラトールレトリバーとか、そんな感じ)だが、たぶん普通の飼い犬である。
躾が良いのか、電車でも大人しい。
向かいに座っているティーンエイジの少年と、目が合う。東洋人が珍しいのだろう。
そんなことをやっているうちに、ミュンヘン西駅に到着。
都市郊外線でも終着駅ではない(既に地下へ潜っておりイメージは丸の内線だ。)ので、慌てて降りる。

地上ルートの列車で来たわけではないが、欧州の大きな都市では当たり前の「引込み線」に国内・国際列車が列をなしている姿と、大きな鞄を持って行きかう人々、後ろには軽食を提供する店が幾つも並び、出発前の人々のお腹を満たしている。
比較的清潔なことと、明るい雰囲気が警戒心を和らげ、逆に盛り上がってくる旅の高揚感。
「いよいよ、来たなぁ。ヨーロッパ。」

▼ホテルはミュンヘン西駅から歩いて行けるところに、すぐに見つかった。
【HOTEL GERMANIA】は★4だが、決して高級な雰囲気ではなく、しかし清潔で心地良いのが印象◎。
少し休憩してから、最初の晩餐へ。
チェックインした安心感から、うっかりそのまま居眠りをしてしまったので、今日は冒険せず、近所の【Augstiner】へ。
ミュンヘン最古の醸造所が経営するレストラン。
外国人観光客も多いのか、各国語のメニューを出してもらう。
アウグスティナー0.5Lで乾杯し、「朝しか出さない」店もあると聞いていた白ソーセージと、芋と豆のグラーシュ。追加で、ポテトパンケーキ(ハッシュポテトだ。)を添えたスモークトサーモン。この切り身が大胆で大きい。
テーブルにデフォルトで置いてあり、食べた分だけ精算する方式というプレッツェルも頂き、満腹になって店を出る。
外は相変わらず寒い。
明日はまず、洋服屋で暖かい衣類を調達しよう。
9月の南ドイツを甘く見ていた。
旭川と同じ緯度。
もう、すぐ脇にそびえる、アルプスの山々。
不安要素を残しつつ、長い旅はここから始まるのである。

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