【 時計屋後日談 】

SAGG005

今週は、後半戦を「21時間ロード(連続外出 *註)1)」の予定にしていたが、その締めを町田で迎える。

▼お袋さんの時計ベルトの調整を、百貨店の時計屋修理コーナーへ、本人同伴で持っていく為だ。
ついでに、イワク付きのブライツ・フェニックスのベルトもベルトを詰めて貰う。

まぁ・・・、悪くない。
意外に、悪くないのねぇ。

腕時計って不思議なもので、写真で見る〈実物を見る〈腕に付けてみる、で思いの他感触が変わってくるのだ。
写真では「良いなぁ。」と思っていたものが、はめてみると「違うなぁ。」と思えたり、またその逆だったりするのだ。
今回は、逆の方で、自身は「こいつを使おう。」と半ば心を決めていたのに。

▼帰宅したら、親父も出張から帰ってきていた。
リクエストとは違う説明と理由を話して最初のうちは「確かにこれは、ちょっと違うなぁ。」とか言っていたのに、付けてみたらだんだん気に入ってきたらしく。
これが、腕時計という奴の『妙』である。
元々、スタンダードばかりを求めない「風変わり」な趣向を持つ父だが、気を遣ってくれたのも手伝って、「じゃあ、貰おうか。」と言ってくれた。
手巻き付きキネティックの機構にも興味を示してきたらしい。
こちとら、取り敢えず見せて①それが元々の狙い、だったが、②結局気に入られず自分の新しい相棒、として納得させようとしていた矢先なだけに、ちょっと「持っていかれた。」感が残ってしまった。
まぁ、自分のオヤジなんでね。
オヤジの持ち物なんざ、30年くらいする間に、形見として譲り受けらりるんである。

▼5D44キャリバー、手巻き付きキネティック・パワーリザーブ機構付きを手に入れるのは、気長に待つ事にはしたが。
今期。
オレも夏用のウオッチ、何か買うかなぁ。
両親ので散在したら、火付いちゃった・・・。

→出たヨ・・・。


* 谷保→多摩センター→町田

* 註)1 ：8.0時間の所定勤務時間の全てを「外出(直行→直帰)」で埋めること。また、それを連日行うこと。
今回は、水曜午後がスタート。
まぁ、正確には、水・木と19:00頃には一時帰社しているんですけど。