【 吉田ルイジの、昼メシ屋放浪記 】

上野は御徒町から、ちょっと脇に逸れた辺りに、朝鮮焼肉街がある。

▼近所に最近何度か訪れているお客様先があり、行く度にその前後では旨い焼肉ランチを求めて、彷徨っている。
雰囲気は、BS-TBS 酒場放浪記に近い。
でもさ。
焼肉ランチって旨いんだけど、少しだけ物足りないんだよね。
どれも\1,000しない価格設定だから、皿に大盛りのカルビ肉って訳にはいかないんだろうけど、ボリューム感で言うと・・・どうにも。

そんな中、今日選んだ店で頼んだのは、プルコギ定食。
韓国には一度しか行った事無いが、銀の箸に柄がストレートで使い辛いスプーン。
キムチやもやしナムル等の小皿が次々と並べられる様は、何となくアレを思い出した。

宮廷女官だ。
汁をすくう時には、器の縁で滴を落としてから口に運ぶ。
王様も、皇后様も、そのようにして食べていたのだが。
正直、啜りにくい。
絶対に、最初の数分で、汁は冷めきっている筈である。
つい、お椀を持って口に運びたくなる衝動に駆られるが、こういう店では何故か正解を意識して飯を食べるようにしてしまう。

▼サッカー アジアカップ2011準決勝では、PK勝ちした。
最近では、好敵手として意識している韓国。
また行ってこようかな。


* 上野