【 月刊社員食堂 - 今月の特集は自動餃子焼器 - 】

当社には社員食堂がある。
その恵まれた環境に意を唱え、毛嫌いする程敬遠している心情を、正しく理解して貰うのは難しい。

▼今日は社食の話ではないのだ。
終日社内(それはとても屈辱的な事。)を覚悟した時、昼食を社食で採るというのは、選択肢の一つでしかないと、皆は思うのだろう。
さにあらず。
産業道路沿いの倉庫街に位置する当社の周囲2kmに、飲食店と呼べる飲食店は無い。
唯一の食料調達手段が、お向いのデイリーヤマザキただ１軒なのだ。
(だから、社食が機能する訳だが。)

▼お向かいとは言え敷地から少し歩かなくてはならず、このCVSで弁当などを調達して昼食にしている社員は、ゼロに近い。
社食の方が利にかなっているのだ。

・半額の補助がある
・社員証で決済し給与天引される
・日替わりで、健康に気を遣ったヘルシーメニュー＆ご飯は言えば大盛してくれる

毎日利用するだけのメリットがぎっしり詰まっている。

▼ただ、筆者は嫌いなのだ。
唯一の欠点は、代わり映えのしない事。
毎日決まった時間に、よく似たメニューの飯を、同じ顔と食わなければいけない、あの屈辱・・・。
嫌いなので、歩いてCVSで調達した。
塩焼そば+おにぎり+フライドチキンという組み合わせは、お世辞にも・・・羨ましくない。
見るからにジャンキーだし、心が荒みそうである。


それでも、社食で食べるよりは良い・・・。
一体、オレは何を維持を張っているのだろう。


* 社内