【 平穏な、週末 】

丁度一週間前、夜は時折眠れない程の喉の痛さ(唾を飲み込む度に痛い。)にやられて、朝メシも食わずに耳鼻咽喉科へ行っていたのだ。

▼宛にしていた耳鼻科１軒目は、あろうことか休診。
幸い、歩いて行ける範囲にもう１軒の耳鼻科が有り、気が遠くなるほど混んではいたが、飛び込める病院があるだけ有り難かった。
近所に、歯科・眼科・耳鼻科・・・が複数あるのは何故だろう、無駄な零細企業の集まりだなと、否定的な意見を持っていたのを、撤回した。
お医者先生がいなければ商売にならないあの手の「店舗」運営の、地域医療としての「相互補完」をしていると思ったのは、考え杉だろうか。
いずれにせよ、もうこれ以上我慢できませんという痛さを無事診て貰えはしたものの、入院という事態に発展したのは全くの想定外で、
入院するのに何でオレ、自分で車転がしているんだろうと不思議に思いつつ、運転しちゃっていたのは決して冷静な判断とは言い難かった。

▼遅れて駆け付けてくれた嫁さんに事の次第を報告しながら初めて、自分が朝から何も食っていない事を思い出したのだ。
思い出話が長くなった。
朝起きて、普通に朝食を頂ける生活を、有り難く思ったのを、伝えたかったのだ。
ゆっくり飯を食った後、くだんの耳鼻科と皮膚科をハシゴした。
今度こそ、喉は完全に治っていた。
薬も出なかった。

やれやれ。


* 通院