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MIYAKO Style; Product and Design Office

▼「ボクは自然体が一番だと思うよ ピッチの上でも女の子の前でもね。」 焦らず、気負わず、嘘をつかず。 ▼「結局 男は余裕があるほうがモテるって話だよね。」溢れるほどの余裕(お金とか、背丈とか)は無くても、ありそうなフリをする。その様に振る舞う。 ▼体裁はあくまでも「小ラム」です。

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2024/11/22 (Fri)

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【 オレはAVANTI育ち 】

2009/10/23 (Fri)

「全然育ってないしっ!!」
とか突っ込まれたが。

▼学生時代に、バイト先で聞いていた「SUNTRY Saturday Waiting Bar AVANTI.」(未だに続いているが。) の話は何度か書いていると思うが、酒を飲めない体質なものでお気に入りのBARを探すことも出来ず、実際まともなBARに出入りしたのは数えるほどである。
今回は、ひょんなことからお得意先の事業部長に連れられ銀座の著名なバーテンダーがいるという店に連れていって貰った。

▼給料日後の金曜日。
店は賑わっておりとても「ちょっと耳を傾けてみましょうか。」という訳には行かなかったが、注文の段階からすっかり感激に浸っていた筆者であった。
「メニューというものが無いんです。」
「お好みのカクテルがあれば何でも言って頂ければお出し
しますし、名前を知らないカクテルでも、好みを言って
頂ければお作りします。」
これですよ。
飲めない癖にこういう時に何を頼んで良いかわからなくなるようでは、AVANTI常連は語れない。
すかさず、

▼ 「僕は、ドライ・マティーニを。」
と言いたかったのだけど、マティーニってジンだっけ、ウォッカだっけ、どっちにしても相当キツい酒だぞ。
カクテルグラスとは言え、あんなん飲み干したらその先どうにかなることか。
正直、既に1次会でジョッキを飲み干した後紹興酒を舐め続けており、酔いはそこそこ回っている。
仕方なく、自分が強くないことを告げグレープフルーツベースのカクテルを頼んだ。
我々メンバーのオーダーを一通り聞いた後、今回のホストである事業部長が、

▼ 「僕は、ドライ・マティーニを。」
言ったよ、この人は。
「これを2杯飲んでね、丁度良い、心持ちになるんですよ。」
超ウルトラ高級クラブも悪くはない。
しかし、こういう酒の飲み方を薦めてくれる先輩は、何故か少なかった。筆者の持ちネタ(「東京一の日常会話」と称される、他人のネタ。)を披露できるような、趣味の良いBARに初めて訪れた気持ちだった。
傍目には、見る人によっては、かなり鼻に付くタイプだと思う。
しかし思わず、付いて行きたくなった。


* 新橋→銀座

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