MIYAKO Style; Product and Design Office
▼「ボクは自然体が一番だと思うよ ピッチの上でも女の子の前でもね。」 焦らず、気負わず、嘘をつかず。 ▼「結局 男は余裕があるほうがモテるって話だよね。」溢れるほどの余裕(お金とか、背丈とか)は無くても、ありそうなフリをする。その様に振る舞う。 ▼体裁はあくまでも「小ラム」です。
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【 ツーリングは、バイクで行くモノです 】
S.サケ
「じゃあ、何かい?
おまいさんは、カブなんてバイクじゃないと、
こうおっしゃるんで。」
▼アレで結構、立派なツーリング・マシンであることは、乗っている者にしかわからないのだろうな。
そりゃあ、欠点はある。
・そば屋か新聞屋かと見紛うあの風貌。
・高速に乗れない非力な85cc OHV
・実測で120~30kmでリザーブに切り替わる航行距離の短さ
しかし、裏を返せば
・風よけに威力を発揮するレトロ・デザインのレッグシールド
・一度スピードに乗れば70km/h Overは出せるハイパワー
・120~30km走るっつったら、どんなにペース良くても3時間は止ま
らずに走っているのだから、そろそろ休もうよ
・そして、1回の給油で500円でお釣りが来る経済性
・何より、あんなんで立派にライディングしている感覚が得られる
のだから、乗っている本人が一番、不思議なんである。
▼同僚のGT125川崎氏と、今年のラストランのつもりで行った勝沼企画改め、「県内の小道・小山道を軽く流す」ショート企画。
途中の雨降りで、すっかり気力が萎えてしまったが、途中までは何だか楽しかった。
我が県内は、1,000~1,500m級の山すら殆ど無いくせに、意外にアップダウンがあり、ちょっとしたワインディングも楽しめる、なんちゃってライダーの筆者にとっては丁度良い道なのである。
市内を抜ければ基本、田舎道な訳だが、時折出現する人の住む気配をかすかに感じる集落と、手入れのされた田畑を眺めつつ、また小山道に差し掛かりそして、T字路にぶつかる。
全体の計画で街を作る事をせず、「ここ」と「あそこ」を結ぶ道路を通す計画しか立てられず、小手先の予算で毎年アホみたいに小道を作り続けた、夢の跡である。
カブには丁度良い道であることは、確かなのだが。
▼結局、目的地の"ばんや"で旨い魚を堪能した後、帰り道はすっかり本降りで、お土産にとひなびた酒屋で地酒を購入して、さっさと帰宅。
ショートにしておいて良かった。
今日みたいな道は、お天気の良い日にまた走りたいなと。
* 県内ショート
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