【 傷物 】

先週タイヤ交換をした後に、裏道の新規開拓中、ボディ右後輪フェンダー部を、生垣の枝数本で擦った。

▼内輪差で嫌な音がした瞬間、バックミラーにその凄惨な光景(生垣の枝々がオレのボディに爪を立てている！)が見えてはいたが、道の細さ加減から後戻りはできなかった。
代わりに左鼻先を差し出すか、そのまま右脇腹を擦らせるか、血の滲むような二者択一を既に平常心では無くなっている弱い頭で判断し、泣く泣く、断腸の思いで突き進んだのである。
やっちまった。
5年以上経つが、明らかな傷をつけたのは初めてである。

▼プロの手による補修が必要だなぁ・・・、ついでに、懸案事項であったコーティングなんかも一気にやってしまおうか。
罪滅ぼしに軽く洗車をしていても、こびりついた水垢が取れず、洗い上がりが誠に美しくないのだ。
研磨して、傷跡も見えなくして、全体をコーティングして貰うのだ。
家族からは「えぇ～、今更ぁ？」とか言われたりもしたが、逆に今だからこそ意味があると思うのだ。
今金を掛けてキレイにしておけば、また数年間は「オレのクルマ。良いねぇピッカピカだねぇ。」と悦に入れるのだ。

・・・全部で幾らになるんだろう？


* 荒海(東京湾)までWalking 16,000歩