MIYAKO Style; Product and Design Office
▼「ボクは自然体が一番だと思うよ ピッチの上でも女の子の前でもね。」 焦らず、気負わず、嘘をつかず。 ▼「結局 男は余裕があるほうがモテるって話だよね。」溢れるほどの余裕(お金とか、背丈とか)は無くても、ありそうなフリをする。その様に振る舞う。 ▼体裁はあくまでも「小ラム」です。
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【 生茶パンダの存在意義、いち考察 】
Haruka.
或る製品や、製品シリーズのキャラクターとして、女優さんだったり、可愛い系(が多いが。)のイラストによるキャラクターだったり、販促活動の為のいわゆる「アイドル」を策定する、ことについてちょいと頭を捻ってみる。
▼今回は実人物を使う以外の、イラスト・キャラの方を取り上げて考察してみる。
例えば、キリンベバのロングラン・ヒット商品「生茶」で言うなら、松嶋菜々子ではなくパンダの方だ。
▼まず、思い浮かぶのはオリジナル・キャラクターではない、既にキャラクターとして確立しているものを「金を払って、起用」するケースだ。
代表的なのが、日本ではチ葉県浦安方面に国内最大の拠点を構える「あのネズミ夫妻」・・・を中心とした愉快な仲間達、である。
ここまで行くと、ロイヤリティ商売も立派なビッグ・ビジネスであると聞く。
純粋に、敬意を表せざるを得ない。
翻って、国産の雄(実際には雌だが。)と言えば、こちらは都内ながら某私鉄沿線に拠点を構える「あの猫」・・・であろう。
これらを「金を払って起用」するのには、訳がある。
キャラクターとして採用した企業よりも名前が売れている彼らをアイ・キャッチとしての事実上の看板娘的存在として活用するだけでなく、ノベルティを利用した二次的販促まで視野に入れた、戦略であると思われる。
商品の方が売れないと、宣伝・広告費(外に出て行くカネ)が嵩む幾分ハイリスクな選択である。
▼一方で、オリジナル・キャラクターを設定する場合はどうだろう。
先のパンダの他にもシイタケ(NTT DoCoMo)やら、農家のおじさん(明治製菓)やら、創業者のじいさん(KFC)やらで・・・筆者が好きなのは既に生き物ですら無いタダの水滴(ダイキン)、等である。
こちらは一度作りあげてしまえば、その後かかるのは諸経費(広告会社に払う、デザイン料とかあると思うけど。)のみである。
これらの扱いはどうだろう。
TV CFや販促物(おまけ)等でガンガン宣伝していくことで、キャラクター自身に人気が出て商標付きのキャラクター並みに稼いでくれるケースも中にはあるだろうが、本筋では無い、気がする。
では何故わざわざイメージまでも含めて作り上げていかねばならないオリジナル・キャラを使うのだろうか。
▼行き着くところは、「初期費用が安く済むから。」かなと思ってみたりする。
ロイヤリティがどれだけ高いか知らないが、例え製品が売れなくて失敗したとしても懐が大きく痛まない・・・リスクが少ない、んだと思っている。
そして、リスクの大小に関わらずキャラクターを設定するのは、やはり「印象付け」効果を狙っているのだろうな。
製品そのものの良さ・優位性だけを社員がアピールするのではない、①「誰か」に「語らせ」て、②「注目を集める」為のものなんだと、解釈してみる。
▼ま、本当の意味が他にもあるのかもしれないですけど。
* 関内→新横浜
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